フィルムカメラをカタワラニ。

 『フィルムカメラをはじめたい。』と思った時に役立つ情報を修復士目線で綴るページ。

『作業をする時は手袋をしたほうがいい。』と思う理由。

 今回は、『作業をする時は手袋をした方がいい』と思う理由を書きました。

 

 

……

 

それはですね。じゃん

 

【理由は5つ】

1.  汚れ物を扱うので

2.  手荒れ防止

3.  何かと便利

4.  商品の汚れ防止

5.  その他

 

 私は、カメラのメンテナンス作業中は使い捨てのゴム手袋をつけています。

 外す時は、パソコン作業の時くらいで大抵、ゴム手袋をしています。

 

 手袋は基本的にはどんな物でものでもいいのですが、わたしが選ぶのはこんな物。

・パウダーなし

・サイズはぴったりかやや小さめ

・強度のある物

を選んでいます。

(先日、私の師匠が、さらにいい物をみつけた!と言っていたので今度聞いてこようと思います😏)

 

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【1. 汚れ物を扱うので】

 メンテナンス前のカメラは汚れていて、埃や泥、サビ、ヤニ汚れなど、お世辞にも綺麗とは言えない状態の物が大半です。

 それだけならまだいい方で、中には虫や幼虫の死骸、卵といった物が…。

 素手で触るのは気が引けてしまうのです。

 

【2. 手荒れ防止のため】

 作業は、エタノールなどの薬品や洗浄剤を使って進めていきます。

扱う薬品の中には刺激の強い物もあるので、触れると手荒れをしてしまうのです。

 

【3. 何かと便利】

 手袋をしていると何かと便利で、手の滑りを防いでくれたり、ひどく汚れた時にはすぐに変えられるので作業効率があがります。

 

【4.  商品の汚れ防止】

 これが、一番の理由です。

綺麗にした部分を汚さないためです。

指紋や自分の指の脂がつくのを防いだり、カメラ本体やレンズ本体からの油が不要な部分にまわらないようにするためにも役立ちます。

 

【5.  その他】

 購入していただいた商品を梱包する時にもゴム手袋をはめるようにしています。

 メンテナンスの最終的な仕上げ時に、アルコールで仕上げするようにしています。(レンズなどは拭いてはいけない部分は拭きませんよ。)

 特にこういう時期なので必要な作業だと思って念入りに行っております。

 

以上、ゴム手袋をする理由を紹介しました。

 

 

   【おまけ】

 私は、選ぶ時に一番気をつけるのはサイズです!

 指先を使う作業が多いので、指先がダブついて作業が作業がうまくいかない事があるのでサイズ選びは気をつけています。

(わたしは女性の中でも、手がおおきいのでSサイズです。手が小さい方はSSがオススメです。作業を作業を手伝う主人はMサイズをしています。参考まで。)